ハリウッド映画「BASHIRA」愛知県各地がロケ地に!みどころを徹底解説します。

来年春に全米公開されるハリウッドホラー映画「BASHIRA」が今月、愛知県の各地で撮影がおこなわれ、知立市では「日高川入相花王」の演目が抜擢され、知立山車文楽保存会の山町人形連が数日間の稽古や撮影に協力。監督から特別に依頼されたオリジナルストーリーも映画で登場します。

今回の撮影で山町の方の情熱や山車文楽の面白さ、可能性にふれ最も喜んでいたというニクソン・フォン監督。映画のあらすじやみどころなどを紹介していきます。

映画「BASHIRA」あらすじ

200年前に起きた大飢饉。神の怒りをしずめるため、生贄として墓へ生き埋めにされた少女。岩の壁に自らの血で呪いの詩を書いた。その詩の怨念は山に棲む悪霊を招き、恐ろしきバシラとなったのだという。バシラに憑依された娘は上村の者たちを次々に殺しまわった。少女の真相に迫るレラ。物語が展開するにつれて、アメリカのアンディと日本のレラ、2つの点が線となり、ねじれた時空の呪われた運命へとクロスしていく。・・・

「BASHIRAロケーションスーパーバイザー」 宍戸 厚美さんに知立や日本の方に感じてもらいたいことをお聞きしました。

文楽はもともと庶民の娯楽ですが、あまり触れる機会がないのか、日本人であってもその面白さが伝わってない、あまり知られていないのが残念でした。しかし今回、映画制作にあたり、文楽の参加に最も喜んだのがニクソン・フォン監督。その情熱に引きずられるように、私たちも文楽の表現の面白さ、幅や可能性に触れ、とても楽しかったです。VFXを使った新しい映画で文楽という古典(と思われている芸能)がどのように化けるか楽しみですし、それを見て文楽ファンが増えるとうれしいですね。(また、今回我々のわがままによってオリジナルストーリーを演じていただいたのですが、それがとても素晴らしいものであり、山町の方の熱の入れようにも感激しました。ぜひ、今の時代の文楽にも挑戦していただけたらいいのになぁ!…というのは個人的な思いです)このような素晴らしいものが残っていて、これからのために頑張っていらっしゃる方々がいるのは、知立市にとって大きな財産ですね。

山町人形連会長 三浦  康司さんは

昨年にユネスコ無形文化遺産登録された「知立の山車文楽とからくり」ですが、まだ多くの人に知ってもらえているとは思っていません。今回の映画の話を聞きとてもうれしい気持ちになりました。実際の撮影ではグリーンスーツを着込んだり、映画用のまったく別物の人形をつかうなど大変なこともありましたが勉強になりました。映画をつうじて日本の知立というところに山車文楽からくりがあることを知っていただき、知立まつりや公演などぜひ見に来てほしいです。現代版の新作は難しいかもしれませんが、今回の撮影のように新たな試みを受けたり、新たな意見を取り入れながら挑戦を続けていきたいです。

日本の登場シーンについて

宍戸さん「ホラー映画ですが、日本シーンにつきましては、文楽はもちろん我が愛知の誇る山車祭り、神秘的な森林と神社、伝統的な家屋、田園風景など日本の美しさを最大限に出したつもりです」「もし日本で公開されましたらぜひチェックしていただきたいと思います」。

BASHIRA日本ロケ地を一挙公開!

◎村の華やかな祭りのシーン1:山車文楽→知立

◎村の華やかな祭りのシーン2:山車祭り→津島の秋祭

◎SETSUKOの家:豊田のニンジャマンション

◎YONEの神社:新城の八剣神社

◎衣装(BASHIRAの衣装):有松絞(久野染工場
BASHIRAの衣装は文楽衣装も含め、東方神起などの衣装を手掛ける菊池氏が制作

◎人形(BASHIRAの顔制作):アトリエほうこ

◎その他、新城の四谷千枚田、田口線トンネルなど愛知県内で撮影

知立はその中で祭りのシーンと、語りのシーン(文楽人形のみ)に登場します。

◎10月1週の撮影は、マヤとレラが祭りで文楽を見るシーン。

◎10月2週の撮影は、パティオのホールで撮影。山町の方々は、グリーンスーツを着て、映画のオリジナルストーリーを演じました。これは長い昔語りの理解を助けるよう、文楽人形が使われている部分です。

女優 Mitzi Akahaさんと祐真キキさんの役柄を紹介

レラ役のミッツィ・アカハ(Mitzi Akaha)さんは、主人公 EDM DJをするアンディの狂信的なファンで、影を持つ少女。日本人の母とアメリカ人の父親とのハーフで、自分のルーツを知るために日本にやってくる。マヤ役の祐真キキさんはレラのいとこ役を演じる。

まとめ

「マトリックス」の技術監督としてアカデミー賞を受賞したニクソン・フォン監督。今回のBASHIRAの撮影現場では、通常めったに使われない、デジタル合成用のグリーンスクリーンが多様された特殊な撮影が印象的でした。VFX(現実にはない映像を合成し、リアルな再現をするための技術)を使った監督の特殊技術で山車文楽や日本の風景がどんな世界に変わるのか楽しみです。全米公開は来年春の予定で、その後の日本公開についての情報は知立市ホームページや広報ちりゅうにて掲載される見込み。

取材:山中 邦康

 

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