知立祭りさながらに「文楽とからくり」舞台上演迫る!

今年5月「ユネスコ無形文化遺産」に登録後、はじめての「本祭」。知立の山車文楽とからくりを一目見ようと、多くの観光客でにぎわいました。

7月1日(日)14:00開演

「知立の山車文楽とからくり」が、パティオ池鯉鮒「花しょうぶホール」で上演されます。しかし、「文楽とからくりって敷居が高そう」「興味はあるけど楽しみ方が分からない」、鑑賞したことがない人には、そんな不安も大きいのでは?

ゲスト解説があるからわかりやすい!

全五町( 山町・本町・中新町・西町唐繰師・宝町)の演目を京都市芸術大学 名誉教授の後藤 静夫氏がわかりやすく解説。

すべての演目を紹介!

山町人形連「染模様妹背門松 蔵前の段」
(そめもよういもせのかどまつ)

画像引用:明るい朝の『お散歩日記』より

山家屋にお嫁に行くと誓ったものの、久松のことが忘れられないお染は、暗闇の中蔵に近づいて、久松と死ぬ覚悟を確かめ合います。

本町人形連「壷坂観音霊験記 山の段」(つぼさかかんのんれいげんき)

座頭の沢市は、琴や三味線の稽古に励んでいる。綺麗な奥方、お里と暮らしています。沢一は、お里が毎晩家をあけるので疑いを持ちはじめるのです。ところが、お里は沢市の目があくようにと、壺坂寺へ日参していたことを知り、それを知った沢市は..

中新町人形連「伊達娘恋の緋鹿子 火の見櫓の段」
(だてむすめこいのひがのこ ひのみやぐらのだん)

八百屋久兵衛の娘お七は、恋人の吉祥院の小姓吉三郎が今宵、切腹しなくてはならない原因となった天国の刀の所在を知らせたいとあせります。思いかねて お七は、町々の木戸を開くために火刑覚悟で火の見樽の半鐘を撃ち鳴らします。

 西町からくり師「一の谷合戦」(いちのたにがっせん)

平治合戦のうち、一の谷の戦いに焦点を合わせ、熊谷と岡部・平山の物語をつづった「一谷嫩軍記(いちのたちふたばぐんき)」の二段目を作り替えたものです。

宝町人形連「傾城阿波の鳴戸 十郎兵衛住家の段」(けいせいあわのなると じゅうろべえすみかのだん)

金策に出掛けながら工面が付かずに戻る十郎兵衛は、途中で お鶴を悪人の手から救い、我が子と知らぬまま家へ連れ帰ります。お鶴がお金を持っていると言ったばかりに..

文楽とは

一体の人形を3人で操る人形浄瑠璃芝居です。人形のかしらと右手をあやつる主遣い、左手をあやつる左遣い、足をあやつる足遣いの3人です。義太夫とよばれる語りと三味線にあわせて、人形をあやつるもので、息の合った動きが魅了されます。文楽は各地域に伝承されましたが、知立に伝わる文楽は山車の引き出し舞台で演じるもので全国的にも珍しいといわれています。

パティオ”池鯉鮒に、レプリカの山車があるのはご存知ですか?

知立まつりの山車を見立て、レプリカの山車が花しょうぶホールで組み立てられるように設計されたといいます。このレプリカも一つ一つスタッフさんと保存会の方がパーツを組み立てられます。

「伝統」

江戸時代には、池鯉鮒宿の四つの町の山車の上でからくり人形芝居が上演されていました。『中町祭礼帳』によると中町でもからくり「百合若高麗軍記」などが早くから演じられていたこと、本町の『本町勘定帳』にもからくりを操る糸を買ったという記録などからもわかります。ですが、現在からくりが受け継がれているのは、「一の谷合戦」を上演している西町だけです。これは浄瑠璃に合わせてからくり人形が芝居を演じるもので、現在に継承されているのは珍しいものです。この「一の谷合戦」のからくり人形は保存箱の墨書により文化・文政期のころと推測されていますが、大切に保管されていることがよくわかります。若い後継者を育てるために、中学では文楽クラブがあり人形遣いの技術を習得、小中対象に義太夫教室も毎年開催されていますので、積極的に参加していただき、知立の文化・歴史を守り受け継がれていけるよう大切にしていけることを願っています。

開催日■7月1日(日)
開催場所■パティオ池鯉鮒
花しょうぶホールにて( 入場無料)
開演時間■13時30分開場 14時00分開演。
お問い合わせ■パティオ池鯉鮒
http://www.patio-chiryu.com/access/
是非最後までお見逃しなくお楽しみください

 

 

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