【刈谷市】「天下の奇祭!万燈祭」みどころ情報から企業参加の実態から考える伝統継承の秘訣

7月29日(土)30日(日)に、愛知県刈谷市の中心部、秋葉社で開催される、刈谷万燈祭(かりやまんどまつり)。火災除け、町内の安全を祈願する、刈谷を代表する夏祭りです。今回は、まつりに使われる「万燈」や、祭りを盛り上げるお囃子の様子を取材させていただきました。

写真提供=刈谷市観光協会

 

伝統ある万燈と、それを操る「万燈舞」

この夏祭りの特徴は、和紙と竹から作られる「万燈」。約240年の歴史がある万燈について、刈谷万燈保存会の角谷 政和さんにお話をうかがいました。

「万燈は、約半年かけて製作されます。提灯が起源なのですが、感謝の気持ちを表すため、各町が競い合い、徐々に形や大きさを変え、提灯に各町様々に変化をもたらせてきました。最終的に今の巨大万燈になったという話があります」

人形は毎年手作り!伝統と新しい技の融合

「大万燈」は毎年新しいものを製作します。各町、昔の話からテーマ決めをし、歌舞伎絵や武者などを中心としたデザインをします。バランスを考えながら細い竹をつなぎ合わせ、和紙を1箇所ずつ切り貼り(ハリコ)していく。ハリコは、職人の先生にご指導してもらう町もあれば、独自で昔ながらの手法を試行錯誤しながら、切り貼りする町もあるそうです。そのうえで蝋を塗りこむ(蝋引き)ことで、そこから光が漏れ、より綺麗になるのだとか。

万燈舞について

約60㎏ある万燈を若衆1人で担ぎ、囃子の音に合わせて舞います。風を受けての舞なので、より重く感じるそうです。舞い方は2パターンあり、ほとんどの舞い手が1曲を舞います。子供万燈もあり、約10キロの重さ。大人が担いでも、かなりの重量感があります。

町を引き立たせる角万燈は山車型で、和紙に町名を書き、町によってさまざまな書き方をします。角万燈に備えた太鼓を高速で打ち鳴らし、笛の音とともに、一連で100人万燈の舞を一層盛り上げます。

お囃子の稽古場を撮影

練習は約2週間前から始まります。舞い手が、万燈を舞う足の運びを見て笛を奏でられ、笛の音に合わせて太鼓を叩くそうです。毎年、多くのテレビ、新聞などの取材を受けることも多く、多くの子ども達が演奏を覚えているなど、カメラを向ける先には余裕さえも感じられました。

29日(土)新楽の見どころ

万燈まつりの1日目は「新楽(しんがく)」と呼ばれます。氏子町の7町(銀座、司町、新栄町、寺横町、東陽町、広小路、広小路五組)に加え、市内の企業や地区の万燈も参加。10数基の大万燈と多数の子ども万燈が市内を練り歩き、まつりを盛り上げます。

17:00〜

場所:東陽町

「一斉舞」(全7町)+企業デンソー・アイシン・織機 = 計10町。

19:50〜

場所:広小路線

「子供一斉舞」これも10町で行われます。

★20:10〜見どころ!

「大万燈一斉舞」全町2体と企業の万燈20体が集結!

20:25~20:45ごろまで、広小路線にて一般の方が万燈を担げる「ふれあいタイム」があります。

新楽の行進経路はこちら

30日(日)本楽の見どころ

まつり2日目の「本楽」では、氏子7町の万燈が秋葉社の境内で舞を奉納します。

17:40〜

場所:秋葉社

「子供神前舞」司町を順に全7町、18:40まで。

★18:40〜見どころ!

場所:秋葉社

「大万燈 神前舞」本楽の秋葉社で新前舞全7町が集結

司町を順に全7町、20:30ごろまで。

本楽の進行経路はこちら

並び順

1番 司町

2番 銀座

3番 広小路5組

4番 広小路

5番 東陽町

6番 寺横町

7番 新栄町

8番 デンソー(新楽のみ)

9番 アイシン(新楽のみ)

10番 織機(新楽のみ)

写真提供=刈谷市観光協会

次回予告

29日の新楽、30日の本楽の魅力を特集掲載!「守られる祭事、企業参入ルーツと大変革」について独自取材!伝統文化継承のための新形態をご紹介したいと思います!!

 

当プロジェクトは会社員と主婦による5人構成で、発信による金銭の授受はなく、自らが魅力発信を中心として行動し、地域を盛り立てていく様々な試みをしているチームです。今年9月に2周年をむかえ、その中で知立のあらゆる場面を切り取ってまいりました。1年目は全てが真新しくみられ、2年目は実際の中身に大きな変化があるものの、同じようにみえてしまうでしょう。今回の知立市外の発信は今後を見据えた新展開。今後も独自の切り口でみなさまに魅力をお届けしたいと考えております。今後ともご愛読よろしく御願い申し上げます。編集長

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


*