ユネスコ無形文化遺産、知立山車文楽とからくりに触れる!

二年に一度、「知立まつり本楽」で奉納上演される、山車文楽と山車からくりを一挙公開。(写真=7月2日、知立の山車文楽とからくり保存会公演より)

宝町人形連「傾城阿波の鳴戸」十郎兵衛住家の段

金策に出かけながら工面出来ず家に戻る十郎兵衛、途中おつるを悪人の手から救い、わが子と知らず家へ連れ帰る。

おつるがお金を持っていると言ったばかりに、そのお金を無理に借りようとして争い、誤って殺してしまう。

帰ったお弓から、わが子であることを知り、嘆き悲しむ。

二人とも嘆き悲しむが、追っ手を逃れるために、死んだ娘を残して家に火を放ち、落ち延びて行く。

山町人形連「日高川入相花王」渡し場の段

紀伊国の庄司の娘 清姫は、安珍という山伏(山野に寝起きして修行する僧)に一目惚れするが、事情のある安珍は日高川を渡り、川の船頭に娘が迫ってきたら川を渡せてくれるなと頼んで道成寺に逃れる。

あとを追ってきた清姫は船頭に船で渡してくれるように懇願するが、どんなに頼んでも船頭は相手にしてくれない。

怒りと嫉妬の気持ちが高ぶった清姫。鬼の形相、大蛇となって波間をぬい、安珍のいる向こう岸へ泳ぎ渡る‥。

中新町人形連「壺坂観音霊験記」 沢市内の段

盲目の沢市は、琴や三味線の稽古をして、美しい女房お里と暮らしてる。妻のお里が明け方になると出掛けていくのに気付き、男ができたのではと疑い、妻を問い詰める。

お里はこの三年間、沢市の目が治るようにと壷阪寺の観音様に願掛けに行っていたのだと打ち明ける。

邪推を恥じた沢市は、お里とともに観音詣りを始めるが・・目の見えない自分がいては将来お里の足手まといになると考え、満願の日にお里に隠れて滝壺に身を投げる。夫の死を知り悲しんだお里。夫のあとを追って身を投げてしまう。その二人の夫婦愛を聞き届けた観音の霊験による奇跡が・・!

本町人形連「伊達娘恋緋鹿子」火の見櫓の段

八百屋久兵衛の娘お七。恋人の吉三郎(吉祥院の小姓)が、切腹せねばならぬ原因となった天国の刀の所在を知らせたいと焦る。(江戸の町では九つの鐘を合図に木戸が閉められ、以後の通行は禁じられていた)思いあぐねてお七は、町々の木戸を開くため・・

雪の凍りついた梯子を滑り落ちながら・・

火刑を覚悟で、櫓に上ったお七は撞木を夢中で振るのであった。

西町唐操師「一の谷合戦」

源平合戦のうち、一の谷の戦いに焦点を合わせ、熊谷と岡部・平山の物語をつづった「一谷軍記」の二段目を作り替えたもの。

小次郎の人形が、とんぼ返り・桜渡りをする離れからくりが楽しく、平山が串刺しになるが滑稽で、最後に熊谷と岡部の人形が早変わりする。

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1 Comment

  1. どのお話も聞いたことあります。道成寺は、ストーリーもよく知っています。
    悲しく涙してしまう最後ばかりですよね。

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