山町 梶棒連

        蔵から押し出された山車は、煌々と輝いていた。

惣代御一同、立ち会いの中、梶見の掛け声が響き渡る。

山車蔵の隣は公園で、遊具から駆け寄る子ども達、母親もフェンスを隔て、男たちの稽古風景に釘付けになっている。

飾り付けの手直しを終え、

梶見の勇ましい号令が周囲に響き、若衆は顔を歪ませた。

幾度か山車は傾き、車輪が地面を叩きつけていた。

本番さながらの気迫にギャラリーから思わず声があがる。

そして程よい緊迫感が山車蔵の周囲を覆っていた。

山町の特徴として古来からの伝統を受け継ぎ、一般民家を梶棒連の宿としているそうです。

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