シンポジウム 観光立市、一歩前へ!

「私でなければ誰が?今でなければ いつ?」「グローバルに考え、ローカルに行動しよう」

知立市観光PRプロジェクト推進会 GOいっしょ(GOいっしょ会)は、観光のまち知立市を目指すシンポジウム、「観光立市、一歩前へ」を2016年2月27日、知立市中央公民館で開催した。

交通の要所・名所・旧跡・祭り・名産など「観光資源にめぐまれている」。しかし一方では、市民・行政・団体の『協働』の取り組みが、不十分。有数の観光資源を活かしきれていない現状がある。これから、知立市に合った考えを、市民一人一人が行動し、スモールトライを積み重ねていくこと。「へんな事を、くそ真面目に!」そう語るのは、代表幹事の久世 泰男氏。

歴史・観光・イベント分野の活動家が、それぞれの立場から、大々的な観光PR戦略に向け、様々な意見が述べられました。参加者も市民・行政・団体の枠組みを超え、白熱した会場となりました。

《それではパネラーによるさまざまな意見をご覧下さい》

【代表幹事 久世泰男 氏】(NPO法人バザール知立 代表)

知立市は歴史と「ロマン」のまち。観光資源に恵まれたまちです。一方、市民・行政・団体の「協働」の取り組みが不足しており、有数の観光資源を活かしきれていない現状があります。この現状を打破するため、大々的な観光PR戦略として、このシンポジウムが起爆剤となればと思います。

バザール知立は、知立市まちづくり委員会に所属してからが、活動の始まりです。どこで賑わいを?と考えた結果、遍照院を利用したいと思いました。遍照院の140万人の賑わいを利用して、変なことをどんどんやっていこうと思いました。当初は40店舗ほどの軽トラ市から、やり始めました。2014年5月には、210mの間を歩行者天国にして、65店舗、現在52回の開催まで至りました。まずは、小さなことから始めてきました。バザール知立のコンセプトは「変わったこと、変なことをやろう」。

それをまじめに、くそまじめに、やり続けることが面白いことになっていくと思います。知立の観光を東京、名古屋などと、比べてはいけない。今後の知立市は、小さなことをコツコツと、スモールトライしていくこと。例えば「知立駅の前で何か、毎週変な事をやっているぞ」変わったこと、変なことを真面目に、それを毎週、毎週。新たな試みをしていくなど、知立独自の事を、知立の人が、どんどんやっていくべきだと思います。

 
 【清水 雅美 知立市副市長 あいさつ】

知立市は歴史伝統文化などの素材がたくさんあります。新しい街づくりも観光資源、素材を活かして料理していきたいと考え、それを市外、県外、世界へと発信していきたいと思います。将来を見据えた、観光基本計画を作成したいと考えております。

 【知立市観光協会 会長 本多 正幸 氏】

ホテルクラウンパレス知立の代表と知立市観光協会会長を拝命しております。ホテルと観光はマッチしますが、知立は元々、観光都市ではない為、そんな中で、どう考えていくかが、テーマだと思っています。知立市観光協会の業務のご紹介をすると、「知立祭り」・「かきつばた祭り」・「よいとこ祭り」の体制や環境等の整備などが仕事です。直接、観光には結びつかないかもしれないが、1つの観光として「よいとこまつり」も盛り上げていきたい。観光協会の総会にて、弘法さんも観光の中に取り入れていきたいと思っており、5万、6万人が訪れる行事にしたい。観光を通じて知立をより良い街にしていきたいと思っておりますので、皆さんも是非お力を貸して頂きたいと思います

『Q:知立観光PRを進めていくのにどんな組織が必要か
観光は行政がやるべき仕事ではないと思っています。キャンペーンに金を使ってしまうだけ。行政から、切り離して、株式会社などにしていかなければ、本当の観光はできないと思います。行政は人事異動があり、観光のプロになり得ない。県も観光は分けたように、プロの目でいいものを作っていくべきではないかと思います。

 【知立市商工会 会長 新見 文二 氏】

知立市商工会会長を務めています。商工会は県内に57会あります。中小、小企業を支援する会で、大企業を除き、日本に400万社あり、99.7%が該当します。そのうち、85%が小規模事業所。富士山で例えると頂上の100mしか大企業はありません。中小企業の代表は平均年齢が60歳を超えており、後継者がいない企業が50%を超え、5年~10年後になくなっていくといわれている。日本の基盤となっている中小企業がなくなったらどうなるか?GDPは現在世界3位だが、そのままいけるかのか不安です。
一方、知立では駅前再開発。今は町壊しをやっている。3年後には、20階建てのビルが建つ予定。しかし足元をみると店舗は辞めなければいけない状況になっている。
そこで商工会ビジョンでは、商店街の合併を提案。駅南60数店舗などをを統合して、商店街活動をしたいと思っています。町壊しをやってどんな街になるのか?交通の要所として便利さで何とかやってきた。これほど大きく変わるのは、100年に1回度、いえ、とんでもないこと。危機感を感じています。少しでもこの町の活性化につながることはないかと考えています。再開発で市は200億円もかかっている。名古屋から20分。1号線、23号、こんなに立地の良いところはない。

国際展示場を知立に誘致するため、陳情に至った。今年1月、残念ながら常滑に決まってしまった。しかし知立の良さを内外に発信することができた。市民の皆さんも「知立のいいところ」に関心を持っていただきたい。今後人口は減少していき、仕事も国外に出ていっている。私は根っからの知立人で祭、消防で血が騒ぎます。こういうことが大好きです。

『Q:観光といえば「おもてなし」、それにたいしてどうですか』
大きなキーワード「まちが変わらねばならない」。思いやりの心で、まちづくりというスローガンを掲げている。越前大野市に行った際、すれ違うたびに会釈をされたり、案内をされた。細かい気配りがあった。市長さんも一緒に酒を飲み交わして、いつも良くしてくれる。人の温かみを、皆で共有している感じがした。知立市も、ぽっと降りて「温かい街だな~」と感じられる雰囲気を醸し出すような街をつくりたい。そのためには一体感が必要だと思っています。

『市長、副市長がいらっしゃるので言いたい』

昔、群が管轄する官庁が知立に集まっていた。刈谷より人口も多かった。碧海群を束ねていたのが知立。100年たち工業化、交通などの変化より豊田、刈谷のが人口も増え、日本を支える町になっていった。先を見通せる目が、その当時にあればと思っています。100年先のビジョンが必要と思う。

 【知立市青年会議所 青年塾 塾長 角田 龍厚 氏】

知立市青年会議所は20歳~40歳のメンバーで構成されており、愛のチャイム、知立市民盆踊りなどで活動をしてきた団体です。私自身はギネスに挑戦し、知立ドリームイルミネーションに携わらせて頂きました。知立市の観光、今この時も歴史になると思うので、イルミネーションも継続して、歴史になればいいと思っています。

『Q:知立の良いところは?』

五千円札の裏にある「かきつばた」の絵。尾形光琳作の描いた国宝で、当時の池鯉鮒宿の「かきつばた」が描かれている。日本むかし話にも放映された、八つ橋物語の「八つ橋」(お菓子)。知立市には埋蔵金の伝説もある。これを掘り起こし、それを元に温泉、弘法レジャーランドを作りたい。今年、埋蔵金探しに行こうと思っています。

 【林 郁夫 知立市長 あいさつ】

本日は山本学園の卒業式に出席していたため、途中参加となりました。400名ほどの生徒さんが卒業されました。山本学園様は、「知立よいとこまつり」、弘法笑店街「道の市」など、色々なところでご協力を頂いておりまして、まちづくり定義委員会というところで発言を頂いている。知立高校では知立プロジェクト。子供たちも、知立市を盛り上げようと、頑張っています。新美会長から、組織づくりが、大事だということを言われていましたが、改めて重要さを感じさせて頂きました。我々、行政だけでは組織をつくっても、力不足です。一人ひとりに何ができるかということを考えて、久世さんが言われたように、スモールトライ。何かを一人ひとりがやっていく。この会場、約100人のみなさんが、帰って何をしよう、明日は何をやろう。という積み重ねが、輝くまち、みんなの知立市になっていく。是非、お願いしたいと思います。先程、新美会長が言った、どこのスパンで見るか。例えば、知立の花「かきつばた」。誰が有名にしてくれたかというと在原業平、1000年前の人。ユネスコ登録予定の「知立まつり」は300年の歴史がある。100年先のまち、200年先をみるか、50年先か、いろいとある中で、行政として大事なことは、将来の知立。身近なところを見ていくことも必要。お知恵を頂ければと思います。私からお願いです。今回で終わりにせずに、定期的に開いてほしいと思います。それと、ご活躍いただければと思っています。

 司会【幹事 小橋 和昭 氏】・コーディネーター 【 鈴木 彰治 氏】による進行司会は、ユーモアも織り交ぜながら、当日のシンポジウムを見事にリードしました。締めの音頭は【幹事 岩堀 嘉仁 氏】参加者の方々も盛り上がた。

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